| 医院名 |
|---|
| 田仲医院 |
| 院長 |
| 田仲 毅至 |
| 住所 |
| 〒639-2253 奈良県御所市奉膳363 |
| 診療科目 |
| 内科・麻酔科 |
| 専門外来 |
| ペインクリニック内科(痛み治療) |
| 電話番号 |
| 0745-67-0058 |
ペインクリニック内科(麻酔科外来)についてご説明します。
”ペインクリニック”のペイン(Pain)とは英語で”痛み”の意味で、クリニック(Clinic)とは、”外来や診療所・医院”を示します。つまり、ペインクリニックとは痛みを取り除く事を専門に行っている施設を指し示します。その他にシビレや冷え、凝りの治療も行います。
日本人は、比較的我慢強い民族と言われています。痛みに強いと言い換えてもいいかもしれません。しかし、痛みを我慢しすぎると、痛みが慢性化してしまい、違った痛みになってしまう事があります。これを”痛みの悪循環”と呼びます。悪循環が形成されるとなかなか一般的な治療には反応しません。
痛みだからと放置してはいけません。痛みが慢性化する前に治療が必要です。ペインクリニックはこれらを治療する診療所です。内服薬も使用しますが治療の中心となるのは、”神経ブロック”や”トリガーポイント注射”です。局所麻酔薬を使用するので、麻酔をかけて一時的に痛みを取っていると誤解される事もありますが、決してそうではありません。痛み部分や痛みを伝える神経の近くに局所麻酔薬を注入する事で、痛みの原因となっている物質(発痛物質)を洗い流し、身体の中にある痛みを抑える物質を動員して、痛みを止めるのです。また、血流の流れを調節している交感神経に作用して、縮んでいた血管がひらいて血流が改善され、手足のシビレや冷え、凝りが軽快されます。これらの治療を繰り返し行う事により、痛みや血流不全が消失します。
神経ブロック療法は聞き慣れない言葉だと思います。最近になって、マスコミ等でも取り上げられるようになってきました。
神経ブロックは、痛みを伝える知覚神経、痛みの慢性化に関与している交感神経等の近くに局所麻酔薬を注入します。これにより痛みの伝達を遮断する治療方法です。
トリガーポイントとは、患者さんが言う最も凝りが強い所、または痛みが存在し、圧迫などの刺激によって、痛みが拡がる所と考える事ができます。また、トリガーポイントは、鍼灸で言う所の経穴(ツボ)に一致する事が多いようです。この部位を探し出し注射するのが、トリガーポイント注射です。これによって、”痛みの悪循環”を断ち切り、筋肉の緊張を和らげ、血流をよくする事で、凝りや痛みを取り去るのです。